どらま作家になりましょ!

一億総どらま作家時代到来! みんなで【どらま】を創りましょ! シナリオ実践塾クラムBlog

インターネットを活用して気軽に動画配信が出来る時代になりました。
でも、計算や計画のない思い付きだけで「ドラマ」は産み出せません。

テレビや映画、舞台などでは、役者や多くのスタッフが同じ思いで作品創りに取り組めるように設計図を用意します。それが「シナリオ」「台本」「脚本」と呼ばれる「ホン(本)」です。

より多くの観客や視聴者の皆さんが喜んで観てくださるために脚本家やシナリオライターが知恵を絞り、練る、とても大切な本です。

その役割や描く時の注意点やアドバイスなど、経験談を元に、こちらでご紹介します。
元ネタは、10年間主宰したシナリオ懸賞公募作品指導のネット塾、塾生の皆さんとのやり取りを記録したFAQと、塾開設以前にお引き受けしていた懸賞公募の審査などで拝読した1時間ドラマ5000本以上の脚本家志望者の作品です。

まずは1日2テーマ(11時と23時予約)。
塾生指導を終えたネット塾の記録の中から掘り起こし、新たな疑問質問も加えながら公開していきます。

メッセージをいただけば、それにお応えしながら修正、加筆、追記なども行います。
一億総どらま作家時代を共に生きる皆様の、お役に立つであろう情報や指針を、諸先輩方から受けた知識と知恵を引き継ぎながら、増やしたいと考えています。

                2018年10月吉日 シナリオ実践塾クラム 塾長  蔵元三四郎

梗概

「テンポがたるい」というご指摘が理解出来ません。


「テンポ」
とはイタリア語で

「進み具合の速さ」

などを表す言葉ですね。

「たるい」
は、何気なく使っていますが、
方言や新語なのかもしれません。

「だるい」
辺りから生まれたのかな?
ちょっと調べてみます。


ま、言いたかったことは、
視聴者感覚で読むと

飽きてしまう

ので、

ちゃっちゃと
お話を進めてください

ということです。
(2004.12,19)


「たるい」は、
「だるい」からのようです。

「味が甘く感ずる」の意とか。

「だるい」

には
「しまりがない」
とか
「動くのがおっくうである」

という意がありますので、
以前
他の塾生への回答で用いた意としては
間違ってはいないかも知れません。

ちなみに
「ちゃっちゃ」
は、今になって気になって調べてみましたら

「迅速なさまを表す語。
すばやく。さっさと」

の意だと、
『日本国語大辞典』にありました。

用例として浄瑠璃がありましたし、
青森や岩手では、
今でも使われている言葉のようです。

ちなみに私は鹿児島生まれの神戸育ちです。(笑)
(2007.11.17)



「梗概に安住しない!」という意見がわからないのですが?


梗概に書いたことで、

伝わった

と安心して
忘れてしまう事々があります。


細かなことでは

人物の年齢

主人公の境遇や環境、枷

最悪なのは
主人公がそこ(結末)に至る心情



などの

理由説明を梗概で済ますこと。

梗概は、

放送が実現しても、

視聴者には
決して伝わらない

ことを忘れていませんか? 

そんな事々にご留意ください。
(2004.07.13)



梗概を書くときに気をつけなきゃいけないことは?



作者の

創作メモ

にしてしまわないことが第1です。


梗概の役割は

「読み手のため」です。


それを忘れ、
その役割を生かしきれずに、

単なる筋追い、

浮かんだイメージの
細かい描写や羅列、

主人公の心情解説

など、

作者のメモ
としての
梗概使用にお気をつけください。
(2001.09.23)



公募作品の梗概(あらすじ)はどう書けば良いでしょうか?



限られた枚数内に
収めなくてはいけませんから、
あらすじ(梗概)では
人物の細かい心情・動作
まで描く必要はありません。


ただ最低限、
恐らく主人公はこんな思いで、
こんなことをするであろう
という予測を、
読み手に与えねばなりません。


もちろんその期待を
台本内で裏切るのが、
作者の力量の見せ場です。

注意すべきことは、
梗概を
ご自身の創作メモ
にしてしまうことです。

読み手に
物語の概要を知って貰う、
そのための

梗概(こうがい)

であることをお忘れなく。
(2001.09.15)



梗概、あらすじ、ストーリー、プロットなどの違いは?



大体同じような意味合い
「粗筋」と訳されますが、

プロットは
「骨組み。仕組み。構想。運び」
と訳されて、
ちょっと違いますね。

これは
単純に筋の流れを追うのではなく、
作者の計算
が求められているからです。

ちょっと乱暴な例えですが、
時間の流れに添って追えば
ストーリー
になりますが、

プロット
では、
回想が入ったり、
本筋と関係がない
と思われるような
エピソードなども組み込まれます。

つまり
単純な経過の
筋追いではなく、
作者の計算
を元に組み立てられる

「仕組みや運び」
まで紹介するのが
プロットなのです。



ですから
プロットでは
人物の設定や心情など
がより詳しく書き込まれ、
因果関係なども明らかにして行く
必要があります。

その違いを理解するのは中々難しいことですが、

基本は
人物の心情を追ってみることです。

「ああなって、こうなって」
ではなく、
「こうだから、こうなる」

と考えてながら書くと、
作者の計算も浮かびます。

更に乱暴な言い方ですが、
「ああなって、こうなって」
と書くのがあらすじ、

「こうして、こうする」

と書くのがプロットだと、塾長は理解しています。
(2003.09.06)
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プロフィール

#346 どらま作家

脚本家デビュー作
「太陽にほえろ!」
副題:「恐ろしい」
1985年1月11日放送

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