どらま作家になりましょ!

一億総どらま作家時代到来! みんなで【どらま】を創りましょ! シナリオ実践塾クラムBlog

インターネットを活用して気軽に動画配信が出来る時代になりました。
でも、計算や計画のない思い付きだけで「ドラマ」は産み出せません。

テレビや映画、舞台などでは、役者や多くのスタッフが同じ思いで作品創りに取り組めるように設計図を用意します。それが「シナリオ」「台本」「脚本」と呼ばれる「ホン(本)」です。

より多くの観客や視聴者の皆さんが喜んで観てくださるために脚本家やシナリオライターが知恵を絞り、練る、とても大切な本です。

その役割や描く時の注意点やアドバイスなど、経験談を元に、こちらでご紹介します。
元ネタは、10年間主宰したシナリオ懸賞公募作品指導のネット塾、塾生の皆さんとのやり取りを記録したFAQと、塾開設以前にお引き受けしていた懸賞公募の審査などで拝読した1時間ドラマ5000本以上の脚本家志望者の作品です。

まずは1日2テーマ(11時と23時予約)。
塾生指導を終えたネット塾の記録の中から掘り起こし、新たな疑問質問も加えながら公開していきます。

メッセージをいただけば、それにお応えしながら修正、加筆、追記なども行います。
一億総どらま作家時代を共に生きる皆様の、お役に立つであろう情報や指針を、諸先輩方から受けた知識と知恵を引き継ぎながら、増やしたいと考えています。

                2018年10月吉日 シナリオ実践塾クラム 塾長  蔵元三四郎

はしら

季節をはしらで指定できないなら、ト書きに書くのですか?



はしらで季節指定ができない、
そう決め付けることはありません。

はしらに、
季節をお書きになっても構いません。



ただ、
脚本創作に慣れていないと、
色々なミスを犯します。



その1つが、
はしらで季節指定をしたつもりになり、
その季節を表す映像表現を忘れることです。



それでは季節を語ることが出来ません。

特徴のある風景などで季節を表せば、
何もはしらで指定する必要もありません。



そして、
わざわざ季節を指定しておきながら、

何故その季節でなければいけないのかを、
ドラマ表現の中で伝え忘れることにもなります。

それでは映像制作の苦労を
無視した作者の我儘指定になりますよね。

(2003.11.07)





実在の風景が変っても、そこを指定していいのでしょうか。



創作の視野を広げてみましょう。


例えば宇宙を描くSF

実在の風景を撮るために
スタッフを宇宙へ送り込むことは出来ません。


例えば時代劇

タイムマシーンがまだ完成していないので、
俳優をその時代の風景の中に置けません。

ですから実在の風景に
こだわる必要はありませんし、
その拘りは無駄です。

タイムマシーン
ダウンロード (3)
それより何より、
貴方は何を描きたいのか?

もう一度考えてみるのも良いでしょう。

ドラマではなく
風景を描きたいのであれば、
脚本家を目指す必要はありませんね。
(2003.02.15)



回想が続く場合のはしらの立て方は?



すみません。
ご質問の意味や意図がよくわかりません。


どのような構成をお考えなのでしょうか? 
原稿を一度お送りください。

回想の中でも
流れて行く時間軸があるはずですから、
その流れに沿っている
構成や展開であれば問題ありませんね。

単純にはしらの中に
(回想)を加えるだけですよね? 

それ以外に
1つの流れに沿わずに
回想があちらこちらに飛ぶ、
シナリオ初心者に有り勝ちな脚本を思い出しました。


そんな脚本であれば、
わかりやすさを第1にした
ハコや構成からやり直す必要性を感じます。

単純なご質問であれば、
まずは基礎講座の構成項目の課題や、
塾生専用ページを再度ご参照ください。
(2005.07.09)



回想の場合、「××の回想」とはしらに書くのでしょうか?



はしらの基本は

場所の指定

ですから、
××が人物であれば、
はしらにはなりにくいですね。


もちろん
手馴れた脚本家が

人物のアップ

をはしらにしている場合もあります。

それが回想であることを、
スタッフや観客に分からせるには、
はしらの場所指定の中に、

単純に(回想)とか【・】で表せば良いでしょう。

〇浜辺(回想)


また、
回想が終わる場合は、
始まった基点の場所に戻る、
【元の××(場所)】
みたいなはしらを立てて表し、

〇元の座敷

その前のシーンの
ト書きに

(回想終わり)

と書き表しておくのも親切で、
1番のやり方かと思います。

ところで、
回想の中の時間の流れはゆるかやでも、
ほんの一瞬のことだという、
そんな暗黙の了解が、

人間の本能的な理解や経験や感性
の中にあるのかも知れませんね。

人生の終焉を迎える時の走馬灯ですか?
(2003.03.12)



回想の中に回想を持ち込んでも構いませんか?



それが
回想の回想である
ことが伝われば
構わないでしょうね。


でも、
時間軸の流れが1本
で暮らしている人間にとって、
回想から回想って……? 

回想は誰かのものですが、
その人物が
過去のその時に、
その回想をしたことまで、
今の自分が覚えていたことになりますよね? 

そんなに
人間の記憶って
確かで重なるものなんだろうか? 

そんな疑問や混乱が入り混じって、
直ぐに
その設定を理解・納得出来るとは思えません。

なので、
あまりお薦めはしません。


新たな作劇法を求めるのも結構でしょうが、
生み出す作業において、
構成がごちゃごちゃになってしまう
危険性もあります。

スタッフや視聴者に混乱を招くよりも、
1本線で辿って、
直ぐに現在進行のドラマ基点に戻る
方が親切で、
余計な足踏みなく、
すっと受け入れていただけでしょう。

そんな構成を選択なさった方が良いでしょう。
(2001.11.23) 



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#346 どらま作家

脚本家デビュー作
「太陽にほえろ!」
副題:「恐ろしい」
1985年1月11日放送

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