塾生の皆さんと
個々にメールのやり取りをしていると、
様々な悩みや迷い、
そこから来るご質問や
ご相談が重複する場合があります。




それは、
皆さん同じ立場で、
入り口も目的地も同じで
集まっているのですから当然だ
と理解納得して、
個々の対応も苦にはなりませんでした。




「迷う者は道を問わず」
私に問われることを嬉しく思いますし、

また
作家としては当たり前の
『成長の過程』と受け止め、

「悩むより書きましょう。
そうすれば目的地に辿り付ける」



急かすように
塾生の皆さんを追い立ててきました。

「君の前に道はない。
君の後に道が出来る」




一歩一歩着実に歩み続けて、
ふと立ち止まって振り返った時に、
「ああ、そうだったのか」
と後で気付けば
それで良いと考えてきました。




でも、
よくよく考えてみると、
ここに大きな過ち、
見落としがあることに気付きました。




プロの脚本家を目指しての旅立ちに、
これから踏み出そうとする塾生の皆さんは、
それぞれ対応も意気込みも違う筈です。


中には旅立ちの用意を
何もせずに参加している方もいらっしゃる。

それは、とても不安ですよね。




そこで私の体験談を語る
『思い出話』
を書き始めたのですが、
もう一つ
『例え話』のツリーを作ります。


私が塾生の皆さん、
後輩の皆さんへ伝えたいメッセージを
例え話で表そうとする試みです。




逆にその試みが上手く行かず、
私が皆さんにお伝えしたいその
『意図』や『思い』
がわかりにくくなるかも知れません。


それでも何かを
汲み取って頂ければ幸いです。

まずは『旅』です。

(2001.05.10)