そうですね、塾長も
まだ良くわかりません。(笑)

アリストテレスだ、
フロイトだと云われてもね。(苦笑)




ただ、任侠映画の例えは
秀逸だったと思いますよ。

観客が映画の中の主人公に自身を投影して、
なりきって映画館を後にする姿、

実はこの逸話は、
高倉健さんが
お忍びで主演作上映中の映画館を訪れ
実際に見分したエピソードです。




で、

「カタルシス」

日ごろ心の中に鬱積(うっせき)している
同種の情緒を解放し、それにより快感を得ること

という解釈もあります。



この
「鬱積している思い」
「同種の情感を解放」

を考えれば、
新たな解釈や理解が得られるかも?




例えば、
暴力的な思い、
怒り、
殴りたくても殴れない、

自分自身。

そんな
鬱積した同種の情感をお抱えなら。(笑)

ロッキー
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を観ましょう!



勝てると思えないほど手強い相手、

そして、
自身にも負け続け、
折れそうな心。

だけど、
奮起し、
形勢は逆転。

最後には
自分自身の中の敵をも倒し、
様々な日々の不平不満、鬱積を解放する。

最高のカタルシスが得られる映画ですね!

(2004.07.11)