計算のある回想は良いのですが、

お話を都合良く転がしたり、
最初から書き直すのが面倒なのか、
急場凌ぎ(たぶん)で

「実はこんなことがあったから」

と誤魔化す
計算のない回想の挿入。


つまり
物語の進展に行き詰って使う
作者の言い訳回想が多いです。

「どうせ覚えちゃいないだろ」
「気付かないだろ」

みたいな、
視聴者無視の
後出しのズルい作法なので、
当然、NGですよね。


例えば、
ドラマの進展、
時間軸がきちんとしていて、
計算があって、

尚且つ
「裏で語る」
「観客・視聴者の記憶に残る」

流れがあっての回想で、

「あ、そうか、あの時、そうだったのか!」

と納得、驚かせる回想、再現を描けたら
秀逸ですね。
(2003.09.19)