貴兄の作品では、
怪我をした主人公が
彼女に
その時の

状況やら
理由やら
後悔やら、

色々語りますね。

あれが
説明台詞です。


この作品は
ラブストーリーになるのでしょう。

なので、
大切なことは、
彼や彼女の状況を描く
ことではなく、

彼と彼女の
心情を描くこと

にあるのでは?

何故怪我をしたか、

彼は雄弁に語り、
それで
彼女の気持ち
自分への思いを

確かめたい
のでしょう。


でも、
包帯を巻いて現れた彼に、
彼女は、
沈黙と一筋の涙で応え、

後は、
互いに何も語らず
とも、

物語が進展し、
他の大切なこと

感動を

説明出来る
と、思いませんか?

(2005.04.11)