記号や形式、ルールの継承云々で
公募作品の評価が決まることはないと思います。

中には杓子定規にそれを
シナリオの欠陥、勉強不足として
落す審査員がいるかも知れませんが、
少なくとも私は、
それで評価・判定はしていません。

今は著名な外国の方の
NHK後援「創作ドラマ懸賞公募」の佳作受賞作は、
シナリオの形にもなっていなかったと聞いています。

でも、
最低限の勉強は必要ですよね。

何故必要かというのが、
今回のご質問を含めた
これからの方々へのアドバイスになります。

これからの皆さんは、
様々な
シナリオのルールや形式に囚われ過ぎて、
「何を書きたいのか」
「何を伝えたいのか」
など、
大事なことを忘れ、

そこに目を向けてはいないような気が、
私には致します。

その視線支店、スタンスさえあれば、
ちゃんと押さえていれば、
シナリオの形式やルールは
多少無視しても良いと、
私は考えるのですが、
如何でしょうか。



この前提があって始めて、
「どう書くか」
「どう表現するか」
があると思うのです。

そしてそれは常に
「これで相手(審査員・スタッフ・観客・視聴者など)
に伝わるか」
という

ご自分への
問い掛けがあったればこそです。

ご質問の「?」「!」「!?」の扱いですが、
通常は文末以外1マス空けます。

それは、
「読んで下さる方が読みやすいように」
という配慮で、
即ち、
見た目がゴチャゴチャしないで、
作品の内容や
作者の思いが
「伝わりやすい」からです。

【」】前に1マス空けて
「○○○! 」では締りがなく、
逆に見にくいですね。

ちなみに
【。】
も、シナリオでは、
【」】前では省くのが通例です。
(2003.02.22)